薬剤師
薬剤科のご案内
「ありがとう」と言われる
薬剤師になりたい。
それが私たちの喜びです。
江南病院には、救急の入院、急性期病院からの転院、地域の診療所やクリニックからの紹介入院など、様々な背景の患者様が入院されています。患者様一人一人の薬物治療に寄り添い、ひとつでも多くの笑顔を生み出せるよう、私達は考え、進み続けます。
安心・安全 |
医薬品情報の提供および安全管理を行い、薬物治療における安心と安全の確保に努めます |
オーダーメイド医療 |
患者様への服薬指導を行い、それぞれの患者様に最適な薬物治療を目指します。治療的薬物濃度モニタリング(TDM)やポリファーマシー対策を積極的に行います。 |
薬のスペシャリストとして |
病棟薬剤業務の実施および各薬剤師の専門性を活かしたチーム活動への参加により、他職種との連携を強めます。 |
ひとりひとりが主役です! |
全ての薬剤師が担当病棟を持ち、専門的なチーム活動に従事しながら活躍しています。お互いに刺激し合い、日々成長し続けています! |
薬剤師:7名(調剤助手1名) 院外処方箋発行率:97.7% 院内処方箋:55.0枚/日
薬剤管理指導:3117件 (令和2年度実績値)
専門・認定薬剤師など(令和4年2月現在)
感染制御認定薬剤師 | 1名 |
抗菌化学療法認定薬剤師 | 1名 |
骨粗鬆症マネージャー | 1名 |
病棟薬剤業務
薬剤管理指導
入院患者様に薬剤追加・変更があった際は、薬剤師がベッドサイドで説明を行っています。患者様だけでなく、ご家族等にも説明を行い、薬について分からない事があればいつでも薬剤師に相談していただけるような環境作りに努めています。
医師への処方提案
病棟担当薬剤師は、患者様ごとに最適な薬物治療が行えるよう、積極的に処方の提案を行っています。その際には腎機能・肝機能等の臨床検査値や、TDMの結果も考慮しています。
病棟カンファレンスへの参加
看護師・理学療法士・栄養士などのコメディカル職種とともに病棟カンファレンスに参加しています。患者様の病状や今後の予定を把握・共有します。薬剤師からは、ハイリスク薬や取扱いに注意を要する薬などについて情報提供を行い、医薬品の適正使用に貢献しています。
病棟スタッフの相談応需
病棟担当制をとっているため、他職種スタッフから気軽な雰囲気で薬に関する相談を受けています。患者様だけでなく、スタッフからの“ありがとう”も嬉しいものです。
配薬カートへの薬剤セット
全ての病棟の定期処方薬と、一般病棟の臨時処方薬・持参薬は、薬剤師が全て配薬カートへのセット作業を行っています。セット段階でも薬の重複や抜けが無いか薬剤師が確認することで、安全な薬物治療を目指しています。
退院時服薬指導
退院時に服薬指導を実施することで、入院中の薬の変更について情報提供しています。退院後に注意が必要な事柄については、本人様、ご家族、施設スタッフの方にも説明を行い、お薬手帳への情報記載と退院時服薬指導書の提供を行っています。
チーム医療
院内感染制御チーム
院内において適切な感染防止対策が行われているかを確認するため、週に1回チームで環境ラウンドを行っています。また、抗菌薬の適正使用のためのガイドライン作成や抗菌薬使用量の調査・報告、薬物血中濃度モニタリング(TDM)、消毒薬の適正使用推進のための現場スタッフへの指導など、様々な業務を通じて薬剤師として感染制御に関わっています。
江南骨粗鬆症チームサービス
加齢など様々な要因で骨が脆くなる骨粗鬆症は、軽く転倒しただけで骨折を起こしてしまい、その後も骨折が連鎖してしまう可能性のある病気です。江南病院では骨粗鬆症の専門的知識を持った多職種のチームを結成し、薬剤師もその中で活躍しています。地域の皆様の骨折予防に繋がるよう、活動の幅を広げていく予定です。
呼吸器サポートチーム
人工呼吸器を装着中あるいはそれに準ずる患者さんについて多職種から各々の専門分野の知識を集結し、患者さんへ質の高いケアを提供することを目的としている専門チームです。 薬剤師もそのなかで’’薬の専門家’’として活躍しています。また、職種の専門分野を生かした勉強会を開催し、チーム全体でのレベルアップを図る活動も行っています。
栄養サポートチーム
医師・栄養士・看護師・言語聴覚士・歯科衛生士と共に、摂食嚥下障害を含めた栄養療法について、病棟毎に回診とカンファレンスを行っています。薬剤師は輸液内容や嚥下機能に影響を与える薬剤を検討します。また、病棟スタッフ向けに定期的な勉強会をおこなっています。また、月1回の褥瘡回診にも参加し、適切な薬剤の使用を指導し褥瘡発生予防・早期治癒を目指しています。
薬事委員会
薬の院内新規採用や後発医薬品への切替えは、薬事委員会にて決定しています。医師、他部署長も出席する委員会で、全ての薬剤師が参加し、起案しています。対象薬剤への造詣を深め、プレゼンテーション能力を磨くための最良の機会のひとつです。
病棟カンファレンスへの参加
看護師・理学療法士・栄養士などのコメディカル職種とともに病棟カンファレンスに参加しています。患者様の病状や今後の予定を把握・共有します。薬剤師からは、ハイリスク薬や取扱いに注意を要する薬などについて情報提供を行い、医薬品の適正使用に貢献しています。